ILoveGeorgeAsakura anew

科学忍者隊G-2号ことコンドルのジョー(本名=ジョージ浅倉)をこよなく愛するキョーコ南部のブログです。 科学忍者隊ガッチャマン、見ようね♪

2012年05月

また買ってしまった

近所のスーパー。20日までフェットチーネグミが89円ということなので行くたびについつい買ってしまう

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シチリア産レモンという文字を見てうっとりするのだ♡

歯車

悪魔が創造した歯車は正義の羽根が触れただけで弾け飛んだのだった




があわいこさんには [ 触れる / 歯車 / 創造(ブリアー) ] なんていかがでしょう。 http://shindanmaker.com/67758 posted at 23:54:16

言葉

ガッチャマンの世界で使われている言葉は日本語だ。
当然といえば当然だが、何処にあるのかよくわからない国でも(←をい)日本語で話していて、そのために国が違っても言葉が通じる。

これは国際科学技術庁の重鎮、南部博士が日本人だったために公用語が日本語になったのだと思う。
世界中の人が小学校に上がると日本語を習うのだ。
エスペラント語よりすごいぞ。さすが、南部博士の力は大したものです。

でも、たまたま日本語の先生が江戸っ子だったりすると生徒も江戸弁になったりする。関西弁もしかり。
BC島の先生は江戸っ子だったのか?
でもアランはちゃんとした標準語だったけどなぁ・・


【追記】
しまった、宇宙人の総裁Xも日本語をしゃべってるぞ(爆)



(羽根と夕焼けからの転載)

ジョージ浅倉の息子F(後編)

 ジョーたちが南部長官の葬式に参列している頃、脳科学研究所の一室でキョーコは南部長官の霊魂と対話していた。

「パパ?」
「キョーコかよく来てくれたね」
「あぁ、パパ・・。もう苦しくはない?痛みは?」

「大丈夫だよ。もうすべての苦しみから解放された」
「パパは頑張ったわ。長官に就任した時にすでに覚悟を決めていたわね。私が透視をする前から・・将来きっと命をかけて大きな敵と戦うことになるだろうと予見して相当な戦闘訓練を受けていたんだもの」

 「そう。キョーコには何もかもお見通しだったね。だが、私も途中で気づいたよ」
「え?」
「BC島から脱出して来たあと、君はしばらく口をきかなかった。アレはわざとだっただろう?」
「パパ・・」
「確かにジョー一人を預かり育てるだけで私は手一杯だった。キョーコは病院にいるから助かったと思ったことが何回かあった。そしてお前の能力ちからを知ってからもしかしたらと思っていたのだよ。私に負担をかけまいとしてわざと病気を装ったね、キョーコ」

 キョーコは小さくうなずいた。
そしてこう続けた。
「パパ。パパはもう鷲尾のおじさまと小百合さんのことにわだかまりはないの?」
「キョーコ?」

 「私、気づいていたのよ。ううん。わからなかったの。しばらくの間。ときどき、パパが頭の中でつぶやいていた言葉の意味が。鷲尾のおじさまの言葉でしょう?『君が小百合を置いてケンブリッジへ行かなければ健は君の息子として生まれていただろうな。わはは・・』パパ、もしかしてそれはパパが健のママのことを・・?」

「いや。いいんだ。もう昔のことさ。あの二人にももうすぐ会えるだろうからね」
南部長官は独り言のように語り出した。

 「健太郎は学生でもないのに航空力学の講義の時間になるとどこからともなく現れた。私が教授の娘さんの小百合さんにひそかに思いを寄せているのに気づいた健太郎はまず自分が親しくなって私を紹介してくれた。そして三人でよくいろいろなところへ出かけたものだよ。だが、翌年になって私のところにケンブリッジ大学への留学の話が来てね。健太郎は小百合さんを一緒に連れていくべきだと主張したが、まだ学生の身でそれも教授の娘さんと結婚するなんて考えられないと独りで旅だったのだ。その後、小百合さんは病気になり、健太郎はそれこそ親身になって闘病生活を支えたのだ。『孝三郎が帰って来るまでに元気になるんだ』と言ってね。だが、運命は不思議なものだ。小百合さんは健太郎のおかげで子供が産めるまでに健康が回復したのだから。私ではダメだったろう。だが、そんなことで男同士の友情は壊れやしないよ、キョーコ・・」

「でもパパは結局誰とも結婚しなかった」
「それは健太郎や小百合さんのせいではないよ、わかるだろう?」

 キョーコは慈愛に満ちた美しいオーラに包まれている南部長官をいつくしむようにじっと見つめていた。
「わかったわ、パパ。鷲尾のおじさまとそちらで会ったら・・」
「あぁ。傷つき苦しんでいる健を励ましてやろう、二人でね」

南部長官は生前とほとんど変わりない姿で、口髭に手をやり、話を続けた。

 「キョーコにはわかるね。私の親父のペンダントだ」
「ええ、パパ。アレは『マーカスター』と言って見かけはあまりぱっとしないけれど死者の遺志を注入できるというペンダントです」
「そうか。わたしはあれには何か言葉では言い表せない不思議なものを感じていたのだ」
「パパのお父様も科学者ではあったけれど超常現象にも興味を持たれていてあのペンダントが持つ不思議な力を科学的に分析されようとしていたの。そして詳しいことはわからなかったけれど、このペンダントが世界征服をしようとする者の手に渡ってはならないと感じていらしたようです」
「そうだったのか、あのペンダントは私の父の形見だとばかり思っていたのだが・・」

 「私の本当の父、ベンジャミンも先祖の時代からこれを探していたのです。地球征服を狙う邪悪な組織がペンダントを狙っているかも知れないと心配していました。そしてついにこのペンダントを持っているものがいつか必ずBC島へやってくると透視して私が生まれるとすぐに移民して来たのです。病弱な子供のためといえば怪しまれませんからね」

「できるかね?キョーコ。その・・」
「えぇ。パパの遺志をペンダントに注ぎ込むわ。私の命に替えても」
「い、命・・?危険なのかね?」

キョーコは首を振ると微笑んで答えた。
「パパも健が総裁Zを倒す時に最後のハイパーシュートを使うと思っているのね。私もそう思うわ。宇宙パルスが消滅したその時に彼らがどこにいようとも地上に(かえ)そうというパパの念を込めるわ」
「そうか、ありがとう。キョーコ。あれは私が鴨技師長に預けておいた」
「わかっているわ、パパ。じさまがどこにペンダントを隠してあるかわかります。知られないようにこっそり持ち出してそしてまたこっそりと元に戻しておきます。その時が来たら、じさまがパパの形見として健に渡すでしょう」

「キョーコ、頼んだぞ」
「はい、パパ」



 ISO本部が破壊され、地球滅亡の危機が近づきつつある中、脳科学研究所の職員は皆シェルターへと避難していた。
その後、略奪に遭ったのだろうか研究所の内部は酷く荒らされていて廃屋のようになっていた。
だが、その一室にキョーコはいた。

 鴨技師長のところへこっそりとマーカスターを戻しに行き、たった今帰って来たのだった。
これまでに経験したことのない疲労感がキョーコを襲っていた。
「SVR波除去装置を使えば少しは楽になるかしら?」
そう思ったキョーコは重たい身体を引きずるようにして装置の前にたどり着いた。
だが、そこでキョーコは愕然とした。
SVR波除去装置はみごとに破壊されていたのだった。

キョーコはその前に座り込むと目を閉じて何か小さくつぶやいた。

と、その時だ。
研究所の中へと入って来た者がいた。背の高い男だ。
その男は座り込んでいるキョーコの前で立ち止まると、片膝をついてキョーコの頬にそっと手を当てた。

「ジョー、どうしてここへ?」
灰青色の瞳が一瞬フッと和らいだ。
「へっ、命令違反をしたんでね。宇宙へ飛び出す準備をしている間、頭を冷やして来いと言われたのさ。地球が滅亡するまであと何時間もねえって言うのによ。それに・・」
「それに・・?」
「この前別れるときに『最後に』とか言ってたろ?それが気になっていたんでね」

キョーコは淋しそうに微笑むと
「なんだ。私の声が聞こえたのかと思った」と力無く応えた。

 ジョーがキョーコの顔を覗き込んだ。
「ふっ・・聞こえたぜ。アレは懐かしいBC島のアクセントだった・・『もう一度ジョーに逢わせてください』って言っただろ?」
だが、キョーコからの返事はなかった。そしてよく見るとキョーコはうっすらと青白い光に包まれていた。
「キョーコ、お前一体どうしちまったんだ?」

「・・うっ・・」
キョーコは小さく首を振りながら座り込んだまま後ずさりしてジョーから離れようとした。
「ん?キョーコ。どうした?苦しいのか!?」

「SVR波をね、許容量の100倍以上浴びたの・・」
「な、なんだとぅ?!」
ジョーの眉間に深いしわができる

「・・お、お別れだわ、ジョー・・」
「キョーコ・・?」
「ダメ!近づかないで。私に・・」

 だが、ジョーはキョーコを力強く抱きしめた
「ジョー・・」
「へ、へ、へ、へ・・キョーコ、オレはサイボーグだ。忘れちまったのかい?」
キョーコはジョーの腕の中で小さく吐息を漏らした。

「キョーコ・・どうしてそんな無茶なことを・・」
「パパと約束した最後の仕事をしたの」
「え?」
「健が・・ガッチャマンが最後のハイパーシュートを使う時に宇宙パルスも消え去るということが見えたの。そうしたら南部長官が宇宙パルスが消えた時に科学忍者隊の諸君を地球に戻すことはできないものかというので、パパの念をあるものに込めることにしたのよ・・SVR波をたくさん浴びればできると思った・・成功したわ・・たぶんね・・わ、私がこの世に生まれてきたわけが・・わか・・った・・」
キョーコの言葉はとぎれとぎれになった

「キョーコ、逝くな。逝っちゃいけねぇ・・」
「ジョー・・もっと・・よく顔を・・見せて」
ジョーはキョーコを抱き上げた。
すぐそこにキョーコのエメラルド色の瞳がある。

「おめぇが死んだら、オレも・・」
ジョーのその言葉にキョーコの目が険しくなった。
「ジョー、あなたは生きて・・これから必要になる・・あなたのその胸の中にあるものが・・それに・・」
「それに?」
キョーコは白く細い指先でジョーの顎のラインをそっとなぞった。
「ガッチャ2号・・にみんなで・・乗っている・・のが・・見える・・総裁Zをやっつける・・ために・・ね」

 ジョーのブレスレットが鳴った。
「準備ができたぞ、ジョー。どこにいるんだ?早く来い」
「ちぇ、どこかへ行けと言っていたやつが、今度は早く来いか・・じゃ、南部のお嬢さん、行ってくるぜ」
ジョーはもう一度確かめるようにキョーコの身体を抱きしめた。
「痩せちまったな・・」
そして粗末な簡易ベッドにそっと寝かせた。

「ありがと・・」
キョーコの口唇がそう動いたように思えた。
その口唇にジョーは自分の口唇を重ねた。
「オレが戻ってくるまで、死ぬなよ・・キョーコ・・」

ジョーは低い声でキョーコの耳元にそう囁くと、荒れ果てた研究所を後にした。


 ジョーと入れ替わるようにキョーコの前に小さな男の子の影が現れた。
その子は横たわっているキョーコの顔を覗き込むとそっと声をかけた

「ママ」

 キョーコはうっすらと目をあけるとジョージュニアの姿を見て微笑んだ。
「迎えに来てくれたのね」
ジョージ浅倉の息子は黙ったままうなずくとその小さな手でキョーコの手をとった。

(おわり)



>5/20 9時台 拍手をありがとうございました

>5/21 19時台 拍手をありがとうございました


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年齢制限

ガッチャマンの世界には年齢制限がないのかしらと思うことがある。

その代表的なのがジュンが16歳にしてスナックのママをしているというものだ。
甚平も8歳だか11歳くらいでバギーとはいえ公道を走っているし。

で、考えた。
ガッチャマンの世界では能力があるものは『飛び級』ができるのではないかって
その代わり能力がないといくつになっても車の運転さえできないかもしれないけど・・

ジュンはどんな能力に長(た)けていてスナックのママになったかわからない(汗)けど南部博士がその『飛び級』の制度をうまく使ったのじゃないかな。




(羽根と夕焼けからの転載)
Author

キョーコ南部

200
アニメ「科学忍者隊ガッチャマン」の科学忍者隊G-2号ことコンドルのジョーが大好きです
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第1話 ガッチャマン対タートル・キング
第2話 魔のお化け空母現わる
第3話 嵐を呼ぶミイラ巨人
第4話 鉄獣メカデゴンに復しゅうだ
第5話 地獄の幽霊艦隊
第6話 ミニ・ロボット大作戦
第7話 ギャラクターの大航空ショー
第8話 三日月サンゴ礁の秘密
第9話 月よりの悪魔
第10話 地底怪獣大戦争
第11話 謎のレッド・インパルス
第12話 大喰い怪獣イブクロン
第13話 謎の赤い砂

第14話 恐怖のアイス・キャンダー
第15話 恐怖のクラゲ レンズ
第16話 無敵マシンメカニカ
第17話 昆虫大作戦
第18話 復讐!くじら作戦
第19話 地獄のスピード・レース
第20話 科学忍者隊危機一発
第21話 総裁Xは誰れだ
第22話 火の鳥対火喰い竜
第23話 大暴れメカ・ボール
第24話 闇に笑うネオン巨人
第25話 地獄の帝王マグマ巨人
第26話 よみがえれゴッドフェニックス

第27話 ギャラクターの魔女レーサー
第28話 見えない悪魔
第29話 魔人ギャラックX
第30話 ギロチン鉄獣カミソラール
第31話 南部博士暗殺計画
第32話 ゲゾラ大作戦(前編)
第33話 ゲゾラ大作戦(後編)
第34話 魔のオーロラ作戦
第35話 燃えろ砂漠の炎
第36話 ちびっ子ガッチャマン
第37話 電子怪獣レンジラー
第38話 謎のメカニックジャングル
第39話 人喰い花ジゴキラー(前編)
第40話 人喰い花ジゴキラー(後編)

第41話 殺人ミュージック
第42話 大脱走トリック作戦
第43話 悪に消えたロマンス
第44話 ギャラクターの挑戦状
第45話 夜霧のアシカ忍者隊
第46話 死の谷のガッチャマン
第47話 悪魔のエアーライン
第48話 カメラ鉄獣シャッターキラー
第49話 恐怖のメカドクガ
第50話 白骨恐竜トラコドン
第51話 回転獣キャタローラー
第52話 レッドインパルスの秘密
第53話 さらばレッドインパルス

第54話 怒りに燃えたガッチャマン
第55話 決死のミニ潜水艦
第56話 うらみのバードミサイル
第57話 魔の白い海
第58話 地獄のメカブッタ
第59話 怪獣メカ工場の秘密
第60話 科学忍者隊G-6号
第61話 幻のレッドインパルス
第62話 雪魔王ブリザーダー
第63話 皆殺しのメカ魔球
第64話 死のクリスマスプレゼント
第65話 合成鉄獣スーパー・ベム
第66話 悪魔のファッションショー

第67話 必殺!ガッチャマンファイヤー
第68話 粒子鉄獣ミクロサターン
第69話 月下の墓場
第70話 合体!死神少女
第71話 不死身の総裁X
第72話 大群!ミニ鉄獣の襲来
第73話 カッツェを追撃せよ!
第74話 バードスタイルの秘密
第75話 海魔王ジャンボシャコラ
第76話 あばかれたブレスレット
第77話 成功したベルクカッツェ
第78話 死斗1海底1万メートル
第79話 奪われたガッチャマン情報

第80話 よみがえれ!ブーメラン
第81話 ギャラクター島の決斗
第82話 三日月サンゴ礁を狙え!
第83話 炎の決死圏
第84話 くもの巣鉄獣スモッグファイバー
第85話 G-4号はあいつだ
第86話 ギャラクターの買占め作戦
第87話 三段合体鉄獣パトギラー
第88話 鉄獣スネーク828
第89話 三日月基地に罠を張れ
第90話 装甲鉄獣マタンガー
第91話 三日月基地爆破計画完了
第92話 三日月基地の最後

第93話 逆襲!地中魚雷作戦
第94話 電魔獣アングラー
第95話 合体忍者大魔人
第96話 ギャラクター本部に突入せよ
第97話 明日なき宇宙船レオナ3号
第98話 球形鉄獣グレープボンバー
第99話 傷だらけのG-2号
第100話 20年後のガッチャマン
第101話 狙撃集団ヘビーコブラ
第102話 逆転!チェックメイトX
第103話 死を賭けたG-2号
第104話 魔のブラックホール大作戦
第105話 地球消滅!0002 (最終回)

notes
当ブログで引用している、一部の写真及びイラスト類等は個人の趣味範囲の公開であるとの認識から、営利目的ではない点ご理解頂けるとは思います。著作権等はそのコンテンツのそれぞれの制作者に属しています。 このような個人で楽しんでおりますブログですので、使用させていただいている画像や引用させていただいている記事の権利は所有者に帰属するものであり、所有者の権利を侵害する意図は全くございません。所有者から指示がありました際には、速やかに従います。

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