ILoveGeorgeAsakura anew

科学忍者隊G-2号ことコンドルのジョー(本名=ジョージ浅倉)をこよなく愛するキョーコ南部のブログです。 科学忍者隊ガッチャマン、見ようね♪

2010年09月

そして、その後

ありがとうございます。
嬉しくてお礼の言葉もありません。
ジョーのメモリアルデーにBIRDさんから感激&感動的なフィクを送っていただきました
もう四の五の言っている場合じゃございません。
読んでください!!



          そして、その後  

                         by BIRD 


 竜は一時休暇を帰郷に当てた。
幸い鉄道網は被害が少なく、人と物資の輸送に活躍していた。
ユートランド中央駅からポートランド経由アメガポリス行きの列車に乗り込む。


「あンれ?」
思わず声が出た。竜は体格がいい。
時刻表をチェックして、二階建て車両の場合は座席幅にゆとりのある
一階席を必ず選んで予約している。
無事だった家族に電話を入れて戻ってくる途中、
通り抜けた車両の乗客はどこもまばらだった。
人々は日常の回復に精いっぱいで、
暮らしに旅行が入ってくるのは、まだまだ先だろう。

「どうしたんじゃい?」
弟の誠二に近い年恰好も気になったのかも知れない。
「かあさん―あ、その、母が少し具合が悪くなって…」
口籠りながら説明する傍らで、母親らしい女性が蒼白な顔色で
座席に沈み込んでいる。
ちょうど検札が来て切符を確認し始めた。少年は青くなっている。

「これは二階席ですね。行き先はポートランドまで」 
「ええ…」
示された切符を消え入りそうな声で母と子は確認する。
ポートランドまで途中停車をしないこの特急列車で、予約した4人がけの席を
独り占めしていたのだが、具合の悪そうな母親に、らせん階段を上がって
本来の席に戻れとは言い難かった。
「んじゃ、オラが上に行くわ。お母さんとここへ座ればエエわ」
「そんな…」
車掌に許可を取り、少年に笑いかけた。
こんな時はゆったりした風体が大いに役に立つ。

「ありがとう。ぼく、荷物を取ってくる」
母親がもう動かなくていいことがわかり、ほっとしたように座り直して礼を述べた。
「ありがとうございます。私なら大丈夫です。
恐れ入りますが、この子に荷物を持たせてやっていただけますか?」
「わかりました」
   
母親と少年が特急列車の二階に取っていた席は車両の端、
扉のそばに1番、2番と並んだ席で足元にこそゆとりがあるが、
すぐ前が車両の仕切りで圧迫感があり窓も小さい。
「お兄ちゃん、ごめんね」
「なあに、いいってことよ。荷物はこれだけかいの?」
「うん。ありがとう」

少年のいう荷物を棚から降ろしてやり、それを持った竜が通路へ出ると
彼は床からキャリーを持ち上げた。
「なんじゃい?それは」
「子犬だよ。瓦礫のそばでずっと鳴いてて、きっとお母さんとはぐれたんだ」
「ふうん」

キャリーを抱えた少年をさっきまでの自分の席に送り届け、
言われる通り棚に乗せる荷物は乗せ、手荷物は空いた席に置いてやった。
「ポートランドで降りる時も手伝うからの」
ほっとした表情で、幾度も礼を言う母親と少年に笑いかけて、
自分のバッグを掴み、二階席へのらせん階段を上がって行った。
バッグを席に置いて隣席に沈む。
(2番に子犬か)
熱いものが溢れてきて竜はぐいと顔を窓に向けた。



「甚平、ひと休みしない?」
「賛成!」
閉めきっていた店の窓をすべて開け放ち、割れたカップやグラス、
かき回されたような倉庫や食糧庫を片づけ始めて、かなりの時間が経っていた。
「お姉ちゃん、お湯が沸いたよ」
甚平が湯気を上げるケトルを持ってきて、ジュンが挽いたコーヒー豆の入った
ドリッパーにゆっくり注ぐ。
芳しい香りが立ち上る間に、ジュンは暖めたカップと受け皿を
カウンターに並べていった。

「お姉ちゃん、竜は家に帰ったじゃんか」
「そうだったわね」
ジュンはカップと受け皿をカップボードに戻した。
「兄貴もきっと片づけで大変だよ。うちのツケ、どうするつもりかなあ―」
ぼやく甚平にジュンはクスッと笑いながら、
もうひと組をさっきと同じように片づけた。

「じゃ、あんたと私と…」
言いながら視線が三つ目のカップに落ちた。
「お姉ちゃん…」
開け放った窓からかすかな風が起こって二人の髪を揺すった。
「甚平、コーヒーは三つよ」
ジュンはきゅっと唇を結び、濡れた瞳で弟にいった。 
「オーケー」
甚平はうつむき、握りこぶしでグイと顔をぬぐうとコーヒーポットを持ち上げた。



 空から見た市街の被害の大きさに息を呑み、ようやくセスナを着陸させる。
ユートランドは幹線道路だけでも多数の亀裂が報告されていて、
市内の道路交通網はまだ混乱していた。
  
 もともと開け放しにされることが多かった入口の扉が、あの大揺れで閉じてしまい、
古びた蝶番を痛めないように、こじ開けるだけでもひと苦労だった。
デスクの上のものは総て落ち、スタンドは部屋の隅まで飛ばされている。
資料や書類、書籍が床一面に散らばって惨憺たる有様だ。

(滑走路の草むしりは当分、先になりそうだな)
仕事部屋にあてている一室を苦労して横切り、奥のキッチンに入ってみた。
シンク上の棚は扉が開き、中のものが床に放り出されている。
一番無事でいて欲しかったコーヒーの缶は蓋が外れてしまい、
転がったルート通り豆が撒き散らされている。


『おい、健。たまにはコーヒーを飲んだらどうだ』
『コーヒーならあるさ』
『あんなもの、コーヒーじゃねえよ』
インスタントを否定され、ムッとしかけた目の前に
コーヒー豆の缶が差し出された。


(とうとう飲まなかったな)
豆と缶を拾うため屈みこんだ。伸ばした手が止まる。
乾いた床にしずくが落ちた。



おきざりにした悲しみは




歌詞はこちらから→(おきざりにした悲しみは

※最終回のセリフを全部暗記している人、ごめんなさい。

最終回から36年の月日がたっても色あせない作品に巡り合えて私は幸せ者です。

今日の一枚 (144)

♯103から
「クロスカラコルムか。このヒマラヤとの境界の奥にギャラクターの何かが隠されている。見てろよ、ギャラクターめ。」

103-101


「マラヒマラヒと10回言ってください。・・・世界一高い山は?」
「ヒマラヤ?」
「ブッブー。エベレストに決まっているでしょ?!」
「ガクッ。」
・・てなクイズが昔ありましたが、それとは関係なく、ヒマラヤです。

それにしてもステキなお顔で飛行機に乗っていますわね。
任務で何度か上空を飛んだと思うのですが、やっぱり今回は一味も二味も違うのでしょうか?
この後、きっと鼻とかほっぺをこの窓にすり寄せて景色を見たよね。
あ~、飛行機の窓ガラスになりたい!(←?)

こちらは、同じく#103から。先日のチャットでも話が出た中尾ミエ・・じゃない、お腹見えてる「バードゴー」です。(カワイイ
103-102


1974年9月29日にガッチャマンの最終回が放映されました。
実はね、最初に見た最終回のことってよく覚えていないんですよ。(大丈夫か?)
ずっと「ジョーが死ぬなんてウソだ、認められない。認めたくない~~!」って思いながら見ていたからじゃないかと思うんですよ。

確かに続編が作られるのがわかっていたかように、ジョーの死は曖昧になっていました。
だから、小さい子はジョーの死がわからなかったかも知れませんね。
私は(ちょっと大きかったので?)死んだと思いました。
なぜなら、健の心だと思って持っていたはずのブーメランだけが残っていてそこにジョーがいなかったから。
もし生きているのならあのブーメランを手放すはずがないと感じたからです。



その2年前の1972年10月1日。「科学忍者隊ガッチャマン」の記念すべき第一回の放送がありました。
今年で38周年です。
おめでとうございます



いつもたくさんの拍手をありがとうございます。
旧ブログからの引っ越しが結構大変でくじけそうになりますが、皆さんからのコメントに励まされて頑張っています。
もう少しです。



今日の一枚 (143)

「・・・。」
85-101

きゃ~ぁ
もう最高です、ジョーの横目睨みヾ(▼ヘ▼;)
これで正義の味方なんですから、もうステキ過ぎてナンも言えまっしぇん←ほめてますよ~(^^ゞ

一家に一人こんな彼がいたらもうセ〇ムもアルソッ〇もいりませんね。
魔除けにもなるし←まだ言ってる^^;

というわけで今日は#85スパイブイの回です。
スパイブイとジョーといえば
「はやく、はやくしろ!」ですね。
85-103

あ~、よく見るとデーブのほっぺにナイフの刃先がちょっとだけめり込んでいますね~
いいなぁ。ジョーと顔がこんなに接近しているなんてさ。←そこか?

ジョーとお顔がくっつけられるなら少しくらい痛くてもいいわ。
で、ジョーに「はやく、はやくしろ!」って言われて服を脱がされるの・・・←犯罪です。

この回は作画が丁寧ですね。
変身前のG-2号機もこれが正解という画でしょう。
85-102

「青い車」と思っていましたが、こうしてみると黒っぽい部分も多いですね。
この「変身前のG-2号機」のミニチュアがありましたらご連絡ください。
お金がないので買えませんが(爆)ちょっと見せていただけると嬉しいです。



拍手をいつもありがとうございます。

>NAさん
HNを改められたのですね。
いつも拍手とコメントありがとうございます。
白木みのるデスか?懐かしいですね。てなもんや(あたり前田のクラッカー)の珍念(ちんねん)さんですね。←う、歳がバレる

>こまちょさん
やっぱり「一回だけ」はツボですか?
ではジョーにそう言って耳タコをカジらせてもらいましょうね^^

金塊の運搬方法についてはナゾですよね。


今日の一枚 (142)

「世界銀行から盗まれた金塊だ。ようし!」
6-102

「世界銀行から盗んできた金塊だ。」と聞こえた私はこれでもジョーファンです(爆)

いえね、むかしガッチャマン・・というよりアニメ全般が好きな友達と「予告編」を見て来週のお話はどんな展開になるか予想をして遊んでいたんですよ。
この#6の予告編でこの場面が出てきた時にはついにジョーはギャラクターになるのかと思いました~~(笑)

だってこの顔でなんか宝物っぽい(←金塊とはわからなかった)モノが入ったふたを開けているんだもん
←これでもジョーファンです(・_*)\。バキッ

「わかってるよ、もう耳にタコができてるぜ。だがな、健。一回だけでいいんだ。たのむ、一回だけやらせてくれ。」
6-103真剣な顔で健に頼むジョー。かわいい

ジョーの耳に出来たタコをかじってみたいです

たった一回のチャンスだったのにバードミサイルはハズレ・・あ~あ
頭を抱える南部博士が目に浮かびます(笑)
ジョーは始末書になんて書いたのかな?

この#6あたりからジョーの活躍も目立ってきます(嬉)
まだまだいろいろ突っ込みどころ&名(迷)場面満載の#6。
これからも何回も出しますからお楽しみに~



いつも拍手をありがとうございます。

>名乗るほどではありませんさん
コメントありがとうございます。
紅パパがいなくなってから、健だけでなくジョーもサブリーダーとして一段と成長したように見えます。

>nekoshippoさん
お礼画面はジョーだけなんです。そろそろ差し替えないと飽きてきちゃったかしら?

>鷺野ゆきのさん
ジョーファンの私でもこの健はかわいいと思うわ。(転びそう?・・で転ばないけど(笑))
リーダーが凹んでいるときはサブリーダーが頑張る。ステキなチームワークですよね。

> こまちょさん
やっぱり後手バックはドキっとしますか~?
ジュンは、IIになるとジョーに転びます(爆)
ジョーは健のようにいつも画面の中央にいませんから見る方も集中力がいりますね(笑)

>ゆかりさん
大鷲の小屋も千客万来、賑わっていますね~
博士もヘルメットの上からビンタじゃ自分の手の方が痛かったのでは?

他にも無記名の方、コメントありがとうございました。


Author

キョーコ南部

200
アニメ「科学忍者隊ガッチャマン」の科学忍者隊G-2号ことコンドルのジョーが大好きです
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第1話 ガッチャマン対タートル・キング
第2話 魔のお化け空母現わる
第3話 嵐を呼ぶミイラ巨人
第4話 鉄獣メカデゴンに復しゅうだ
第5話 地獄の幽霊艦隊
第6話 ミニ・ロボット大作戦
第7話 ギャラクターの大航空ショー
第8話 三日月サンゴ礁の秘密
第9話 月よりの悪魔
第10話 地底怪獣大戦争
第11話 謎のレッド・インパルス
第12話 大喰い怪獣イブクロン
第13話 謎の赤い砂

第14話 恐怖のアイス・キャンダー
第15話 恐怖のクラゲ レンズ
第16話 無敵マシンメカニカ
第17話 昆虫大作戦
第18話 復讐!くじら作戦
第19話 地獄のスピード・レース
第20話 科学忍者隊危機一発
第21話 総裁Xは誰れだ
第22話 火の鳥対火喰い竜
第23話 大暴れメカ・ボール
第24話 闇に笑うネオン巨人
第25話 地獄の帝王マグマ巨人
第26話 よみがえれゴッドフェニックス

第27話 ギャラクターの魔女レーサー
第28話 見えない悪魔
第29話 魔人ギャラックX
第30話 ギロチン鉄獣カミソラール
第31話 南部博士暗殺計画
第32話 ゲゾラ大作戦(前編)
第33話 ゲゾラ大作戦(後編)
第34話 魔のオーロラ作戦
第35話 燃えろ砂漠の炎
第36話 ちびっ子ガッチャマン
第37話 電子怪獣レンジラー
第38話 謎のメカニックジャングル
第39話 人喰い花ジゴキラー(前編)
第40話 人喰い花ジゴキラー(後編)

第41話 殺人ミュージック
第42話 大脱走トリック作戦
第43話 悪に消えたロマンス
第44話 ギャラクターの挑戦状
第45話 夜霧のアシカ忍者隊
第46話 死の谷のガッチャマン
第47話 悪魔のエアーライン
第48話 カメラ鉄獣シャッターキラー
第49話 恐怖のメカドクガ
第50話 白骨恐竜トラコドン
第51話 回転獣キャタローラー
第52話 レッドインパルスの秘密
第53話 さらばレッドインパルス

第54話 怒りに燃えたガッチャマン
第55話 決死のミニ潜水艦
第56話 うらみのバードミサイル
第57話 魔の白い海
第58話 地獄のメカブッタ
第59話 怪獣メカ工場の秘密
第60話 科学忍者隊G-6号
第61話 幻のレッドインパルス
第62話 雪魔王ブリザーダー
第63話 皆殺しのメカ魔球
第64話 死のクリスマスプレゼント
第65話 合成鉄獣スーパー・ベム
第66話 悪魔のファッションショー

第67話 必殺!ガッチャマンファイヤー
第68話 粒子鉄獣ミクロサターン
第69話 月下の墓場
第70話 合体!死神少女
第71話 不死身の総裁X
第72話 大群!ミニ鉄獣の襲来
第73話 カッツェを追撃せよ!
第74話 バードスタイルの秘密
第75話 海魔王ジャンボシャコラ
第76話 あばかれたブレスレット
第77話 成功したベルクカッツェ
第78話 死斗1海底1万メートル
第79話 奪われたガッチャマン情報

第80話 よみがえれ!ブーメラン
第81話 ギャラクター島の決斗
第82話 三日月サンゴ礁を狙え!
第83話 炎の決死圏
第84話 くもの巣鉄獣スモッグファイバー
第85話 G-4号はあいつだ
第86話 ギャラクターの買占め作戦
第87話 三段合体鉄獣パトギラー
第88話 鉄獣スネーク828
第89話 三日月基地に罠を張れ
第90話 装甲鉄獣マタンガー
第91話 三日月基地爆破計画完了
第92話 三日月基地の最後

第93話 逆襲!地中魚雷作戦
第94話 電魔獣アングラー
第95話 合体忍者大魔人
第96話 ギャラクター本部に突入せよ
第97話 明日なき宇宙船レオナ3号
第98話 球形鉄獣グレープボンバー
第99話 傷だらけのG-2号
第100話 20年後のガッチャマン
第101話 狙撃集団ヘビーコブラ
第102話 逆転!チェックメイトX
第103話 死を賭けたG-2号
第104話 魔のブラックホール大作戦
第105話 地球消滅!0002 (最終回)

notes
当ブログで引用している、一部の写真及びイラスト類等は個人の趣味範囲の公開であるとの認識から、営利目的ではない点ご理解頂けるとは思います。著作権等はそのコンテンツのそれぞれの制作者に属しています。 このような個人で楽しんでおりますブログですので、使用させていただいている画像や引用させていただいている記事の権利は所有者に帰属するものであり、所有者の権利を侵害する意図は全くございません。所有者から指示がありました際には、速やかに従います。

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